思わずブクマしたカフェの開業・経営に役立つブログ

小さなカフェの開業・経営をアトオシするカフェナレッジです。ネット検索しても、我田引水の記事ばかりを見かけるようになりました。しかし奇跡的に、読者のことを思って、時には厳しい言葉も投げかけているカフェの開業や経営に役立つブログを発見しましたので、この記事の最後でみなさんにシェアしたいと思います。

カフェブログ

ネット検索で良質なブログを見つけるのは難しい

検索上位に来る情報くらい当てにならないものはないのはもう周知の事実

これは、アップルコンピュータの元マネージャーの松井さんの発言です。たしかに、分野によっては、専門家や経験者としての色が見えない素人がまとめたサイトや、公平性に欠いたアフィリエイターなどのサイトが上位表示を占めることが本当に多いです。

松井さんは「周知の事実」と言われていますが、個人的には「上位表示されているサイト=良いサイト」という認識をされている人がまだまだ多いと感じます。このため、簡単に検索エンジンの仕組みを説明しようと思います。

たとえば、イチロー選手本人がこっそりと書いたバッティングの秘訣の記事よりも、SEO(検索エンジン上位表示)対策に長けたサイト主が書いた「イチロー流バッティングの秘訣(←あくまで架空のタイトルです)」という記事の方が上位表示されるのが検索エンジンの世界です。

記事の質より、あくまで検索エンジンが設けているアルゴリズム(=ルール)で好成績を叩き出しているサイトが上位表示されます。学校の内申書みたいなもので、本当はでたらめでも、先生の前でお利口さんであれば良い評価がもらえることもありますし、逆も然りです。

この辺りの仕組みを知らないために、ある有名旅行ガイドブックが「地球の迷い方」と揶揄されるのと同じように、上位表示されていたあのサイトを妄信しなければ、こんなことにはならなかったといった「ネットによる迷い人」が生まれています。

しかし、厳しい言い方をすると、これは検索エンジン側の問題というより、検索エンジンの仕組みと限界を理解していない読み手と、時にはインターネットの匿名性や検索エンジンのアルゴリズムの隙をついて、低品質の記事をばらまいて広告費などを稼いでいる書き手の問題が大きいです。

どうすれば良質なカフェブログに出会えるの?

ここからは概論ではなく、本ブログの読者が望んでいる飲食店関連のブログ(お店を開業・経営する人たちに向けた)の話に移行します。

たとえば、グルメサイトを知りたかったら、グルメサイトの一覧をまとめた記事はすぐに見つかるでしょう。しかし、お店を経営(もしくは過去に経営)してさらに結果も出している実践者によるアドバイスまで書かれた読み応えのあるブログはなかなか見つかりません。

※コンサルが書いた記事の質が悪いとは言いませんが、肝心な部分をオブラートに包んで問い合わせやお申し込みに誘導することが多いので、ここでは触れていません。

広告費やアフィリエイト紹介料を稼ぐことを目的としている素人(非実践者)がカフェの本を読んだり、ネットからコピペしたりして、それっぽいアドバイスをしているサイトは腐るほどありますが・・。

見つからない理由は、1)そもそも現役オーナーもしくは元オーナーがわざわざ時間をかけてブログを運用することは稀で、絶対数が少ない、2)さらにそのような人たちは、基本的にSEO対策を意識して記事を書いていないのでそのブログが上位表示される機会が少ない、からです。

対策として、はじめから3ページ目から読むという人もいますね。気持ちは分かりますし、たしかに、3、4ページ目まで目を通すと、読み応えのある記事が時々ある気がします。

しかし、3、4ページ目まで見たからといって、そういったブログに出会える確証はありません。さらに元も子もないことを言うと、恐らく飲食店の経営者でないと、書いている人が本物か偽オーナーか、信用して良いのか、参考にしてよいのかの判断は難しいです。

したがって、良質なブログを見つけるには

  • 繁盛している飲食店の経営者の知人から参考になるブログなどを紹介してもらう
  • 信用できる人がSNSやブログ等で紹介している情報をキャッチする

しかないと思います。

それではようやくですが、私がその信用できる人なのかはさておき(笑)、私が奇跡的に見つけたブログを紹介します。間違いなく飲食店のオーナーでお店もうまく回している方でしょう。滅多にしないブックマークをしました。

もちろん、私の考え方とすべてが一致しているわけではありません。しかし、共感、納得するところが多いです。これからカフェなどの飲食店を経営される方には、間違いなく有益なブログですよ!

参考 こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる通称「オヤジ販促」
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