小さなカフェの開業・経営をアトオシするカフェナレッジです。今回は、カフェを開業するベストな時期と、オープン前の宣伝についてです。
繁盛期にオープンするのが吉
飲食店の売上は年中一定ではありません。一般的には、ニハチとよばれ2月と8月は売上が下がる傾向があると言われています。
私が運営するカフェはそうではありませんでしたが、年間を通してみると、毎年同じような時期に繁忙期と閑散期がありました。
隣の飲食店もだいだい同じような傾向のようでしたね。つまり、地域によって、祭などで人が街にでてくる時期、お財布の紐が緩む時期などがあって、それに比例してどこの飲食店もだいたい同じように売り上げが変動するのです。
何度もお伝えしているとおり、カフェを開業しても、スタバのようなチェーン店でない限り、お客さんがどんどん来るようなことはありません。とはいえ、閑散期にオープンしてしまい余計にお客さんが来ないという状態は、精神的にも金銭的にもよくありません。
できる限り幸先よくお客さんに来店して貰う。そのためには、可能であれば、その地域の飲食店の繁忙期に開業することです。自分が開業しようと思っているエリアの飲食店に通って、店員さんにそれとなく聞いてみましょう。
逆に、閑散期にオープンすることになってしまったら、開き直って、前もって大きな利益が見込めるイベントなどを詰め込んで企画しておくのも一つです。
たった1回しかできないカフェの宣伝
カフェ経営の人生でたった一回しかできないことがあります。それは開業前の宣伝です。
内装業者の車が前にとまった工事中の店舗は、その前を通る人には結構気になるものです。そういった時に、〇月〇日にオープンするんです!というチラシを受け取ったら、行ってみようかなと思うのが人情というもの。新しいもの好きでしたら余計に(笑)この目立っているというアドバンテージを使わない手はありません。
カフェをオープンしてからは店内の仕事が忙しくなるので、店長自らが通行人にチラシを配れることはそうそうないですよ。よくよく顔を覚えてもらいましょう。チラシを工事中の店の壁に貼ったり、立て看板などにぶら下げて、いつでも持って帰れるようにしておくとより良いでしょう。
あと最近はありきたりになっていますが、カフェの開業までの道のりをブログやFBなどにアップするのも、オープンしてすぐにお客さんに足を運んでもらうのに有効な手段です。チラシには、オープン日、カフェの名前、特長などのほかに、それらのURLを記載しておきましょう。
編集後記
チラシは、手書きのコピーやワードなどで簡単に作ったもので良いと思います。私はこの宣伝ができなかったので、みなさんにはぜひ実践してもらいたいです。