カフェ開業失敗パターンあるある【原因と対策】

小さなカフェの開業・経営をアトオシするカフェナレッジです。カフェ開業の失敗例を調べているあなたは、経営者として大変センスがあります。

甘い予測でカフェを開業するのは、単なるギャンブル。最悪のケースを想定した上で事前にその対策を図ることが本当のポジティブシンキングです。ぜひ数分で読めるので、カフェを失敗しないために最後までお読みください。

カフェ失敗

カフェ開業の失敗例の王道

カフェだろうがそうではないビジネスだろうが、資金がショートした時に廃業となります。カフェの場合は、だいたい次のような流れで資金ショートします。

  • 初期費用及び運用費用が高い。借金の額も多く運転資金が僅かしかない
  • 開業月以降、お客さんがほとんどこないので、不安になり慌てて集客の勉強を始める
  • カフェのコンセプトやメニュー、立地などに問題があることに気づく
  • できる限り改善していくが、その間に運転資金がみるみると減っていく
  • 徐々に客足が伸びてきたけれど、運転資金が尽きてあえなくカフェを閉店

何かしら自身でビジネスをされている方でしたら、上記は全て予測の範疇だと思います。はっきりいってカフェ自体は、決して難しいビジネスモデルではありません。

このため、他業種からの参入でも、カフェを成功させている会社は多いです。私も予備校の経営のかたわら、飲食経験なしでカフェをオーナーとして開業した身です。

脱サラしてカフェを開業して失敗する人が多いのは、経営者としての知識を身に付けず開業してしまったからです。

カフェで失敗してしまう原因と対策

カフェの失敗の原因を細かく説明します。対策をきちんと図ればカフェの成功率は一段と高まります。

初期費用及び運用費用が高すぎる

カフェの初期費用

カフェの初期費用で最も大きいのは、内装工事費です。内装業者は、相手によって見積額を大きく調整してくることがあります。結構、あくどいところが多いですよ。

多くの人にとって見積額が適正なのか割高なのか判断しかねると思います。しかし、空家賃をできる限り発生させないように気があせってか、相見積もりもせずにその内装業者に決めてしまうカフェがあります。

ここで便利なサービスがカフェ内装工事一括見積代行です。このサービスを利用すれば内装業者を幾つも自分で探す手間を省けますし、競争原理が働いているので法外な見積もりを避けることができます。

見積もり請求適正価格が分かるカフェ内装工事一括見積りサイト【対談】

次に高いのが、インテリア代、厨房機器代です。これらに関しては、中古品も視野に入れて実店舗及びインターネットでゴリゴリ探してください。なお、食器や机、ソファなどお客さんが直接触れるものは、少々高くなっても良質なものを選びましょう。カフェの雰囲気、居心地の良さはお客さんにとって大きな評価ポイントです。

カフェの運用費用

運用費用で大きいのは、テナントの家賃と、人を雇う場合は人件費、借入がある場合はその借金返済、です。これらの固定費が大きいとなかなか利益がでません。

テナントの家賃は、立地との兼ね合いで変わりますが、通行量が多いからといって一等地だけは絶対にさけてください。一等地は有名ブランドの強者だけが生き残れる熾烈な場所です。

カフェ立地中小規模のカフェに向いた立地条件と物件の探し方

また、基本的に人を雇うほど広いテナントを借りることはおすすめしません。売上がなくても人件費が発生するのは非常につらいです。豊富な運転資金がある個人や企業だけが選べる選択肢です。

カフェの人気が出始めてから、混んでる時間にパートさんを頼むぐらいが丁度良いと思います。あとは、今日から自己資金を徹底的に貯めてできる限り借金をしないことです。

スターバックスのような有名チェーンでない場合は、オープンしてもなかなかお客さんはつきません。固定費の6カ月分、可能であれば1年分の運転資金が望ましいです。この運転資金を確保できるまでは、カフェの開業をおすすめしません

あと、食材費も忘れてはいけませんね。業務用スーパーを利用することは基本(普通のスーパーが安い時もあるので要チェック)。酒類やコーヒー豆など業者を通す場合は、必ず同業者の友人、知人を通して紹介してもらいましょう。紹介経由だとその同業者と同じ価格で卸してもらえることが多いです

これらキャッシュフローは頭で考えても実感がわかないので、必ずエクセルで計算してみてください。固定費の恐ろしさが分かります。

広告・宣伝行為に熱心ではない

カフェをオープンした月は、オープニングパーティーや友達のお祝い、祝い花を見て興味本位で入店する人がいるので、ぼちぼち売上がたちます。これをカフェの実力と勘違いすると失敗します。これはギャンブルで言うビギナーズラックみたいなものです。

売上が悪いというカフェの多くがなぜか広告や宣伝行為に熱心ではありません。カフェに、名前と住所だけ書いたショップカードと、簡単な文字を書いた立て看板を置くだけ。。。

いたるところにカフェがあって、コンビニやマックで美味しいコーヒーが飲める時代に、それだけでなぜお客さんが来店してくれると思うのか謎です。ここが集客の大変さを知っている経営者と大きく差が出るところです。集客について無知すぎる。

店を開けていれば勝手にお客さんがどしどし入店することは決してありません。先にお伝えしたとおりカフェの認知に、早くて6カ月、長ければ1年以上かかります。その期間をいかに短くするかが広告・宣伝です。

その方法は種類も多く、カフェの業態やエリアによって変わります。飲食店の集客セミナーに参加したり、本屋にいってカフェの集客に関する本を読み漁りましょう。

勉強すれば、効果のない宣伝媒体の営業マンに騙されなくなりますし、カフェに魅力的なウリ(セールスポイント)がないと集客が無理ゲーであることを前もって理解できます

カフェ本カフェ開業で失敗しないためにおすすめの本(専門書4冊)

カフェが自分本位すぎる

いくら私のカフェはサイコー!!イェーイと思っても、需要がなければ売上はあがりません。カフェのコンセプトを決めるとき、多くが自分の欲求(内部環境)に重きを置き、その需要(外部環境)をおろそかにしがちです

カフェコンセプトカフェの開業でコンセプトが必要な理由と決め方(例文あり)

カフェを開業するまえに、必ず仮想カフェを模擬して、チラシを作って、第三者の反応を確認しましょう(下記リンク参照)。

Amazonでは製品開発をするとき、まず最初に仮のプレスリリースを作成してみて判断しています。これとやることは本質的に全く同じです。チラシの作り方の勉強にもなるのでぜひ実践してください。

日本人の多くは、嫌われたくないが先に来ますので、悪くても「いいね!」としか言ってくれません 。確認する時は、私みたいに、ずけずけ本音を言ってくれる人にしてください(笑)

カフェ開業失敗コンサルタントに乗せられてカフェの企業で失敗しないように

また、自分の都合で開けたり閉めたりするのではなく、営業時間や定休日ははっきり固定しましょう。お客さんがこないから店を早く閉めたりするのが続くと、相手にされなくなります。

完璧にオープンするのは難しくても、オープンしてすぐ来てくれたお客さんがリピートになってくれるぐらいの完成度ははじめから必要です

カフェの立地が悪い、通行人が少ない

「人通りが少ないのでお客様が来ません」「駐車場がないので寄ってくれません」 。何度聞いても驚くのがこういった一言。

いやいやそんなことはテナント契約する前に分かっていた話でしょ?!と突っ込みたくなります。人によっては、風水云々言い出しますからね。失敗して当然だなと思います。

しかし、そんな立地を選んでしまった理由が分からない訳ではありません。なぜなら、当然ですが優良物件はすでに誰かに借りられています。誰も手放しません。

したがって、不動産屋から紹介されるものは、アウトな物件ばかりが続きます。そうすると、次第に諦めてしまうんですよね。もうこのテナントでいっかーって。しかし、それ絶対ダメです!!

〇月にカフェをオープンしたいから×月までに探すというマインドではなく、良いテナントが見つかったらカフェをオープンするが正しいマインドです。これだけでも、ババを掴むのを防げます。

ちなみに、カフェの立地選びは売上に多大な影響を与えるので、カフェ開業の教室などに通うぐらいなら、そのお金で専門家に依頼した方がいいと思います。

カフェ 学校カフェ開業の学校に通う費用を私なら「極秘」に使います

接客で失敗している

笑顔がない、お礼が言えない、謝れない、口の利き方がなっていないなど、当たり前なことはここで省きます。

たまにあるのですが、自分が前面に出よう、出ようとする接客の人がいます。当然ですが、お客さんはそーと離れていきます。あなたが一国一城の主なのは間違いありませんが、カフェのスタッフはゲストではなくホストです

「お客さんが沢山きたら対応が大変だ」とか、「今日はお客さんが全然こないな(暗)」といった気持ちはお客さんに電波するものです。心の底からカフェの接客を楽しむことも大事です

カフェ接客カフェの接客で常連客を掴むコツ【心理学】

編集後記

カフェの失敗の原因が分かれば、逆にどうすれば成功するかも分かったと思います。カフェの開業・経営は、一つ一つを正しく積み上げていくことで必ず実現可能です。