カフェ開業スケジュールでは空家賃にご用心

オーラ!小さなカフェを開業・経営する方を応援する「カフェナレッジ」のエスカーニョです。

カフェの開業スケジュールで、最も注意して貰いたいのが、店舗を借り始める日と店舗工事期間の兼ね合いです。これをうまく調整しないと、売上はないけれど店舗の賃料が発生するという、なんとも、やきもきした日を過ごすことになります。

例えば、4月1日に不動産契約したあとから内装業者を探しはじめて、相見積もりをとって打合せをしていたら、5月初旬ごろから着工になって、インテリアや厨房機器を配置できるようになってから、それらがだらだらと一個ずつ届き、ようやくカフェをオープンできるようになったのが6月中旬とか・・・。

営業ができない期間は、カフェの規模にもよりますが、理想は1ヵ月強、お金の借り入れがある場合は2ヵ月前後に抑えたい。短ければ短いほど、精神的にも金銭的にも健全です。

地域などによってオープン後から賃料が発生する時もありますが、そうでなければオープン前の家賃を割引いて貰うなど不動産業者(オーナー)と必ず交渉をしましょう。経営者としての強かさは大事ですよ。

カフェ内装工事

店舗決めから開業までのスケジュール

店舗選びは、カフェの運営において超重要項目です。よい物件はすぐ借り手が現れるので、不動産業者を訪れてもなかなか理想の物件はありません。だからといって、妥協もできず、日ごろから情報を張り巡らしておく必要があります。

不動産業者だけでなく飲食店オーナーや食材の卸業者(仕事がら店の開閉店情報に詳しい)や知人などに、空き物件、空きそうな物件があったら教えてほしいと伝え、さらに借りたいエリアで空き店舗がないか足を使って探しましょう。そして、キタッと思える物件の話があったら、瞬間的にパシッと掴む必要があります。

下表は、店舗決めから開業までの一般的なスケジュールです。バイトなどを雇う場合はスタッフ募集もスケジュールに加わります。繰り返しますが、店舗が決まってから、いかに早く店舗工事に着工できるかがポイントです。

なお借入がある場合は、店舗は仮契約としておき、融資が決定したら本契約としましょう。また工事業者とも融資決定後に契約を結びましょう。不動産業者や工事業者には、その旨を伝えておくと、融資が受けやすいように知恵をくれたり配慮してもらえるかもしれません。

店舗 店舗探し 時間がかかるのは当然として、開業目標の1年、半年前から探す
契約条件の確認・交渉 原状復帰の条件等、後から知らなかったがないように
不動産契約 敷金(保証金)、礼金、仲介手数料、前家賃など大きな資金が必要
店舗工事 店舗イメージの作成 テーブルや厨房機器等のサイズを調べながら、動線を考えた手書きの図面を書く。合わせて参考写真なども準備
見積り依頼 希望する店舗イメージを伝え見積もりを依頼。見積り一括業者を使うのが便利
業者打合せ 予算に合わせて追加する項目、削除する項目を決定
業者契約 場合により契約時に2~3割の前払いが必要※契約前に、設計書について営業許可の基準を満たしているか保健所で確認するのが確実
店舗工事 セルフビルドを一部する場合は手伝ってくれる友人を確保
代金の支払い 工事完了後に工事代の支払い
什器等 厨房機器、テーブル等の購入 工事の進捗に合わせて店舗に届くように注文
電子機器(レジなど)の購入 カフェにパソコンがあればお客さんも何かと便利
調理器具、食器等の購入 食器は中々気に入る形がないので注意。撮影の為に購入は早めに
備品の購入 電球、伝票、お手拭、トイレ用品等の購入。百均でも十分揃う
インフラ 水道・ガス・電話等の契約 ネットが使える電話契約がおすすめ
仕入先 食材、珈琲豆、酒屋等の決定 生鮮食材は近所のスーパーが安いことも。酒等は知人の紹介を介すと仕入単価が安くなることが多い
宣伝広告等 料理や店内の撮影 チラシの効果が違ってくるのでプロに依頼するのがベスト
メニューブックの作成 得意の料理を注文したくなるようなメニューブックを作る
看板作り 他に埋もれない看板を作る。カフェのイメージを出すこと
ショップカード・チラシの作成・配布 店舗工事中は受け取って貰いやすいので早くから作って配る。デザインは、ワンコイン500円からアウトソーシングできるココナラ
などを利用して作る
ブログ等での告知 開業前からブログ記事をアップしていると興味を持って貰いやすい。FB等でのシェアも期待できる
営業許可 営業許可の申請 保健所に申請してもすぐに検査に来ないので、立入検査が可能な店舗状態になる1週間前ぐらいには申請し検査日を予約しておく
営業許可の検査・交付 検査後、1週間から10日ほどで交付。交付されたら晴れて営業が可能に
開業届け 開業届けの作成・提出 カフェ開業日から1か月以内に管轄の税務署に提出

編集後記

各々の詳細については別途記事を設けていきます。まずはカフェをはじめる店舗が決まってからは、結構きつきつでやることがテンコ盛りであることと、スケジュールをうまく立てないと空家賃が長く発生する危険があることを理解しておいてください。次回(【保存版】スムーズにカフェをオープンするためのToDoリスト)は、これらのスケジュールをスムーズに進めるために、事前に準備しておくとよい項目についてまとめます。

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