小さなカフェの開業・経営をアトオシするカフェナレッジです。以前は、中小規模のカフェがクレジットカード決済を導入するには様々な障壁がありました。しかし、現在は中小規模のカフェでも簡単にクレジットカード決済を導入するためのサービスが整っています。
カフェにクレジットカード決済を導入すべき理由
カフェにクレジットカード決済を導入することで次の事が見込めます。
- 機会損失の削減
- 客単価の向上
- 会計時間の短縮
- インバウンド需要の取り込み
確かに多くの人がまだまだ現金でカフェのお会計をしています。しかし、客単価の高いお客さんほどクレジットカード決済を好む傾向があります。
特にインバンド集客として外せない中国人は現金を持たない人が多いので、クレジットカード決済ができないだけでカフェの選択肢として外される可能性が高いです。
全体としてクレジットカード決済をするお客さんの割合が低くても、双方の会計時間が短縮されますし、客単価の高いお客さんを取りこぼさないためにクレジットカード決済は積極的に導入すべきです。
主要クレジットカード決済サービス一覧
主要なクレジットカード決済サービスの比較表です。各社ともに、月額手数料は無料で、決済手数料(売上があった時に発生する手数料のこと)や取扱いブランドに大きな違いはありません。
カードリーダー端末費用について、Airペイが無料ですが他社もキャンページの時期であればキャッシュバック等で実質無料になることが多いようです。
主要なクレジットカード決済サービスの比較表(2023年9月現在)
サービス名 | 決済手数料 | 取扱いブランド | カードリーダー端末費用 |
---|---|---|---|
Airpay | 3.24% | VISA MasterCard JCB American Express Diners Club Discover 銀聯 その他電子マネーやQR決済 |
無料 (キャンペーン中) |
Square | 3.25%~3.75% | VISA MasterCard JCB American Express Diners Club Discover その他電子マネーやQR決済 |
4,980円 |
STORES決済 | 1.98%~3.24% | VISA MasterCard JCB American Express Diners Club Discover その他電子マネーやQR決済 |
19,800円 |
カフェにおすすめのクレジットカード決済サービス
カフェのような店舗型のショップには、会計の簡略化、売上分析の容易さなどからPOSレジの導入は必須です。安価に導入できるタブレット型POSレジが存在する現代において、従来型のレジスターを採用する理由は全くありません。
このPOSレジとクレジットカード決済サービスは密接に関係しています。POSレジによって、データを連携できるクレジットカード決済サービスが異なるのです。先に説明したとおり、クレジットカード決済サービスは、各社によって大きな違いがありません。
したがって、カフェに導入するPOSレジと連携可能なクレジットカード決済サービスを選ぶというのが正しいセオリーとなります。
ここで、カフェにおすすめのPOSレジは何かといいますと、無料(周辺機器、備品代はかかります)で利用できるリクルートが運営する「Airレジ」が断トツにおすすめです。POSレジについてはカフェのレジなら無料で使えるPOSレジがおすすめをお読みください。
この「Airレジ」がデータ連携できるクレジットカード決済サービスは「Airペイ」と「Square」の二つになります。どちらを採用するかといったら、やはり運営元が同じリクルートである「Airペイ」と考えるのが妥当です。
したがって、カフェにおすすめのクレジットカード決済サービスは「Airペイ」と言うことができます。